【SBI証券 運用報告】AIハイテク急落と歴史的円安!激動の相場を乗り切ったバリュー・リバランス戦略(2026年7月20日〜24日)

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こんにちは!今週もSBI証券での週間ポートフォリオ運用報告と、世界のグローバル・マクロ環境の監視結果をお届けします。

先週(2026年7月20日〜24日)は、米国のハイテク株急落や、ドル円が163円台に突入するという歴史的な円安など、非常にボラティリティ(変動率)の高い1週間となりました。

しかし、事前のマクロ分析と戦略的なリバランスを実行したことで、週初の大幅マイナスから見事にリカバリーを果たすことができました。今週の相場の裏側で何が起きていたのか、そしてどのような戦略で乗り切ったのか、詳細を解説していきます!

1. 週間サマリー:マクロの逆風とポートフォリオの回復劇

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まずは全体感です。S&P500は前週比-2.65%と大きく下落。AI関連の設備投資(Capex)懸念と金利上昇がハイテク株を直撃しました。国内ではドル円が163.85円という歴史的安値圏に突入し、日銀の「ステルス介入」への警戒レベルがMAXに達しています。

そんな中、私のポートフォリオは週初に-2,003円まで沈みましたが、ボラティリティを逆手にとったバリュー株へのリバランスを完遂し、週末には-160円まで損益を回復させることに成功しました。

2. マクロ経済のドミノ効果:なぜハイテク株は急落したのか?

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今回のハイテク株急落は、突発的なものではなく「マクロ経済のドミノ効果」によるものです。
発端は中東の地政学リスク(米・イラン衝突や赤海でのタンカー攻撃)の顕在化でした。これにより原油先物が急反発し、インフレ懸念から米10年債利回りが4.701%へ急上昇。この「金利上昇」が、高バリュエーションだったハイテク株の強烈な売り圧迫(マルチプル圧迫)を引き起こしました。

3. S&P500&VIX診断:これは「暴落」ではなく「健全な調整」

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ハイテク株主導で下落しましたが、私はこれをパニックではなく「健全なリバランス」と捉えています。
メガテックのQ2決算で、AI設備投資(Capex)の増大とフリーキャッシュフローへの懸念という「ジレンマ」が浮き彫りになりました。しかし、日足RSIは46.8まで低下し、市場の過熱感は完全にパージ(払拭)されています。VIX指数も上昇しましたが、これはイベント型のスパイクであり、「リスクオン回帰」へ向けたエネルギー蓄積のフェーズだと分析しています。

4. 為替レッドアラート:163円台突入と介入リスク

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日本株投資家にとって最も警戒すべきが為替です。日米の実質金利差の再拡大により、USD/JPYは163.85円まで進行しました。
これは約40年ぶりの歴史的安値です。私の独自指標でも介入発動トリガーは400%に達しており、流動性の薄い時間帯を狙った財務省・日銀による「ステルス為替介入」のリスクが極めて高い状態です。ここでのドル買いや輸出関連株の追崎は非常に危険だと判断しました。

5. 実体経済の防衛床:底割れは回避される

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株価は調整しましたが、「実体経済」は依然として強固です。
新規失業保険申請件数は改善し(労働市場の力強さ)、米複合PMIも55.0前後と拡大圏を維持しています。さらに、ディスインフレデータが裏付ける形で「順イールド(10年債利回り>2年債利回り)」が維持されており、これが株式市場全体の底割れを防ぐ強力なセーフティーネットとして機能しています。

6. 相場パラダイムの完全移行:マクロから「ミクロ」へ

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今週の決算ラッシュを経て、相場の主役が完全に変わりました。
これまでは「マクロ経済(インフレや金利)」が一喜一憂のタネでしたが、現在は「ミクロの企業業績」、特に『AI投資の資本コストと投資対効果(ROI)』への厳格な審査へと市場のフォーカスが移行しています。
このパラダイムシフトこそが、私がハイテク株から「日本株のバリュー銘柄」へ資金を逃避させた最大の根拠です。


7. ポートフォリオ・リカバリーカーブ:日々の資産推移(評価損益)

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こちらが今週の私のポートフォリオの推移です。
月曜日にマクロ要因で大きく沈んだものの、火曜日から水曜日にかけてアグレッシブなリバランスを実行しました。結果的に、木曜日のメガテック決算による相場急落の波を見事に乗り越え、マイナス幅を大幅に縮小して週末を迎えることができました。

【今週の評価損益推移】

  • 7月20日(月): -2,003円 (-2.26%) 📉スタート
  • 7月21日(火): -334円 (-0.30%)
  • 7月22日(水): -62円 (-0.06%)
  • 7月23日(木): +194円 (+0.17%) 📈プラ転!
  • 7月24日(金): -160円 (-0.14%)

8. 戦術的エグゼキューション:実際の取引履歴を公開

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今週のSBI証券での具体的な売買アクションです。
米ハイテク株のバリュエーション調整をいち早く察知し、GENOVAを売却してキャッシュを確保。その資金で、日本の内需・高配当・インフラ銘柄を底値圏で積極取得しました。

【資金捻出(売却)】

  • 7/21(火) GENOVA (9341): 10株 (平均608円)

【攻めのバリュー・高配当取得(買付)】

  • 7/21(火)
    • NTT (9432): 32株 (平均153円)
    • ソフトバンク (9434): 10株 (平均222.8円)
    • ソニーFG (8729): 20株 (平均155.2円)
    • 日本製鉄 (5401): 10株 (平均587.4円)
    • ENEOS (5020): 2株 (平均1,305円)
    • PKSHA (3993): 2株 (平均2,927.5円)
    • EMシステムズ (4820): 6株 (平均520円)
  • 7/22(水) 追玉
    • ソニーFG (8729): 10株 (平均159.8円)
    • ソフトバンク (9434): 2株 (平均221.4円)

9. 週末時点の保有ポートフォリオ診断:強靭なハイブリッド構成

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現在のポートフォリオ陣容です。通信・鉄鋼・エネルギーといった「防衛・バリュー枠」が下値をがっちりとサポートしつつ、「成長・アルファ枠」で次の上昇を狙うハイブリッド・ポスチャーが完成しました。

【週末時点(7月24日)の保有銘柄一覧】

銘柄名コード保有株数評価額前日比
【防衛・バリュー枠】
NTT9432100株15,130円+160 (+1.07%)
ソフトバンク943412株2,659円+25 (+0.95%)
ENEOS502017株22,440円-289 (-1.27%)
日本製鉄540110株6,169円+91 (+1.50%)
三菱HCキャピタル859318株25,902円-9 (-0.03%)
ソニーFG872934株5,246円-119 (-2.22%)
【成長・アルファ枠】
PKSHA39932株5,450円-142 (-2.54%)
OATアグリオ49793株7,659円+33 (+0.43%)
JVC KW663217株19,116円-128 (-0.67%)
EMシステムズ48206株3,270円+24 (+0.74%)

バリュー株による強固な下値支持基盤を構築したことで、来週以降のハイテク・ボラティリティへの完全な耐性を獲得できたと考えています。


10. 結論と次週への展望:リスクオン回帰への布石

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まとめです。
今週はAI投資への警戒感から市場はガス抜きを行いましたが、「パニックなき健全な調整」はすでに完了したと見ています。マクロ景気の底割れリスクは低く、介入リスクを避けたポートフォリオの最適化も完了しました。

過熱感を冷ました市場は、次週以降、強固な実体経済を背景に『リスクオン回帰』へと向かうと予想しています。当ポートフォリオは、次の上昇トレンドを捉える準備が万全に整っています。

来週も相場の波をうまく乗りこなし、利益を積み上げていきましょう!


※本記事の内容は個人の見解であり、投資成果を保証するものではありません。実際の投資判断はご自身の責任において行ってください。